介護保険、使ってますか?

国の重要な保障制度の一つ 介護保険

高齢化が進んでいる日本において、高齢者が平等に介護を受けられるというのはとても重要なことです。
そのため、医療保険や年金と並んで、介護保険は国の重要な保障制度の一つとなっています。
そのため、年金や通常の健康保険と同じように、一定の年齢に達すると自動的に介護保険料を納めることになります。

こうした介護保険制度のおかげで、一定の要件を満たした人は誰でも必要な介護サービスを受けられることになり、要介護者本人はもちろんのこと、介護を行うご家族の負担も和らげることができます。
国民がお互いに支え合う制度でもありますし、誰もがこのサービスのために保険料を支払っていますので、遠慮することなく介護保険を活用することができます。

要介護認定の申請をしないと介護保険を適用できない

年金は一定の年齢に達すれば自動的に適用されますが、介護保険は年齢が来たからサービスを受けられるというものではありません。
年齢というよりも、身体的機能に障害が見られたり、認知症が始まったりすることによって制度の適用が判断されます。
そのため、介護保険を適用するにあたっては、医師による診察と共に、要介護者としての認定を受ける必要があるのです。

この要介護認定は役所に行って申請する必要があります。
実際に機能障害が出ているのであれば、さほど難しいことはなく認定を出してもらえるでしょう。
認定には、要支援で1と2、要介護で1から7までのレベルに分けられていて、障害の程度に応じて認定度が変わります。

被保険者は1割の負担で良い

介護保険が適用されることになると、どのように介護をするかというケアプランが立てられ、実際に介護施設もしくは自宅に介護士が来て、介護サービスを受けられるようになります。
認定度合いによって使えるサービスの上限が決まっていて、要介護では166,000円から36万円までとなっています。
実際に介護サービス利用者が支払うのは、その一割です。

このように、介護保険によって様々な介護サービスを受けることができますが、具体的にどの程度のサービスを受けるかは、本人や家族の意向を考慮して決められます。
もし、家族でより大きなケアができるというのであれば、家族介護ということで、公的なサービスをあまり利用しないという選択肢を取ることもできます。
しかし、こうした公的なサービスは当然受けられる権利ですから、遠慮して介護サービスの利用を控えるということがないようにしましょう。

介護は家族にとってとても大きな負担となることもありますし、経済的にも大変な状態になることもあります。
すべての人が安心して老後を過ごせるように、しっかりとした国の制度があり、信頼できる介護のプロが存在していますので、安心して介護保険を活用しましょう。

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